こころの声はかく語りき

それは恋とか愛とかの類いではなくて。ただひたすらに君がすき

加藤シゲアキによりESCORTされ未知の世界に入って出られなくなった件。-ESCORT MVの超私的考察というより自分の脳内妄想を綴った。

NEWS LIVE TOUR 2015 WHITE DVD&Blu-ray発売おめでとうございます。 「あれ、もしかしてこのライブって単なる夢?幻だったのかな?」って思っちゃうくらい待ちくたびれたぜ!去年の年末あたり、ようやく’’来春発売’’という情報をつかめた。が!春っていつだよ?!はっきりしろやこのバカちんが!と勝手にキレた人は私だけではないはず!なにはともあれ、無事にリリースされよかった。今回のライブDVDはみなさんご存知の通り、メンバーそれぞれのソロMVが収録されており、我々の星の王子さまこと、加藤シゲアキさん、はい、彼のソロはESCORTという曲。ツイッター見るかぎりこのMVを見たシゲ担はみんな墓に入って、亡霊になったり、ゾンビ化したりして、ESCORTの上にESCORTを重ね、とにかくESCORTのことしか考えずに「生きる」方々が少なくなかった。私も昨夜まっす担の友人と鑑賞し、見事にESCORTの亡霊仲間入り(パチパチ)。

 

..にしても、なんなんだよこのMVはよお!!誰だよ考えた人!!加藤さんだれだよ!!!!どこまで我々を惚れさせたら気が済むんだよこんチクショーーー!!すきじゃーーーーーーーー!!!!!!!!!(怒)

そう。私は激怒した。メロス並みに激怒した。墓の中にひたすら激怒した。

墓の中で一晩安らかに眠って、私は冷静さを取り戻した。いつまでも墓に埋まったままだとらちがあかんない。ってなわけで、書くか!(いや誰が読みたい?)

ここで、言っておきたいことがある。小説家でもある加藤シゲアキ担にもかかわらず、ファン失格レベルほど文章書くのすこぶる苦手なので、非常に読みにくい記事になってます。今読んでいただいてるあなた!読むのやめることをおすすめします。そしてすごく大事なこともうひとつあります。この記事はあくまでも私の妄想です。なんの根拠もなくただの妄想です!お気に障ったことがございましたらそっとページを閉じてくださいますようお願いします。

 

では、いきまーす。

 

登場人物 

ウェイター(以下Aとします) 

白い服を着た男(以下Bとします)

Bのとなりにいるマスク被ってるダンサー2人(以下ダンサーとします)

チャイナドレスを着た女性(以下LADYとします)←完全にESCORTの歌詞に持ってかれたw

 

 

ファーストシーンからAの回想シーン

撮影の舞台は劇場。最初はプロレスのリング?とも思ったが、メイキング映像からこれは劇場だとわかった。

劇場のステージ上に起きたすべては現実じゃない、ステージの奥から歩いてきたBは実在しない人物を意味してるのでは?Bは単なるAの中で存在するもう一人の自分、つまりもうひとつの人格。

ここで人物の背景と性格について少し分析します。(主にメイキング映像で加藤さんが発した言葉ですが、私なりにも考えてみました)

Aは劇場で働いてるウェイター。この劇場はAが過去に女性(LADY)と別れた場で、Aは今でもLADYに引きずって、ここの劇場でただただ機械的に仕事をこなすだけ。Aは臆病で、自ら変わろうとしない、攻めない人間。

BはAの中で存在するもう一人の自分。BはAと真逆で、挑発的な笑みを常に浮かび、自信家、ナルシスト。「もうちょっと違う世界に踏み込めよ!」みたいなニュアンスでいる。

LADYはAがずっと引きずってる人。好きなら好きって言えばいいじゃん!と言いたいところだが、相手は薬指に指輪つけてるから既婚者。どうせこれは報われない感情だと、Aはどうにもできない、何かの行動を起こそうとも思わない。なぜならLADYは既婚者だからだ。ではもう一人の自分、BはAをどうしたい?既婚者でも構わないから行けとでも言いたいのだろうか?おいおい白い男よどこまで危険な男だよ!と突っ込みたいのだが、ここであることに気づいた。

LADYは既婚者だが、この劇場で一緒に食事する相手はいないということ。店に入る時も一人、食事する時も一人、食べ物とワインは全部一人の分しかない。つまり、LADYは既婚者だが、いつも一人。あれ?もしかしてLADYって旦那さんにかまってもらえなくて寂しがってるのでは?

臆病者Aの性格だと諦めるかもしれないが、もう一人の自分、自信家のBなら迷わずいく。たとえ不倫になるとしても。好きなら迷わず行け!(なんだかすごい嫌らしいお話になってしまったが、あくまでも私の妄想なのでご了承ください)

 

Aの回想シーン終わり

テーブルを片付けるAはワイングラスひとつ落とした。Aがグラスの破片を拾ってる時突然電気が消えた。そしてもう一人の自分、Bは誰も居るはずのない舞台に現れた。ゆっくりと歩いてくるBは葉巻を一口吸って、煙を吹き出し、サビを歌い始めた。(ゆっくりとAのほうに歩いてくる、そして葉巻。これはBがいかに自信家であることを示してると思う。)

サビを歌いだしたBはAの代弁者になったような。

ESCORTのサビ

babe my madonna why can’t take my eyes off you

Stay just the way you are

Make me stronger dope!甘いeuphoria

Never let you go

サビの歌詞はまさにAがLADYに言いたくて言えない言葉だと思う。BはAの代わりにそれを全部歌いだした。

Aは目の前の光景に驚かされ、怯えて劇場から逃げようとしたが、先まで舞台で歌ってたB、そしてBのとなりで踊ってたダンサー二人に阻まれ、まるで「逃げるな!目をそらすんじゃねえ!」と攻められたのように。

 

プロジェクターの映像

ここは何百回もストップして見たが、加工がしすぎてなかなか正体のわからない物も多かった。。。

わかったのは:珊瑚礁、熱帯魚、魚の群れ、浮世絵、花、花火

確定できないもの:オレンジの花(チューリップ?百合?)、星空などなど

わかった物から見ると全部加藤さんとリンクできる物ばかりだった。珊瑚礁、熱帯魚、魚の群れは海を連想させ、我々の加藤シゲアキ先生は釣り人であることは言うまでもない。浮世絵は加藤さんの趣味のひとつ。花、どこかの雑誌で加藤さんはダリアが好きと読んだことがあるような気がする。(適当だなーおい)

プロジェクターシーンでAとBは重なってる。今まで同じ画面に映したことのない「二人」が重なり、つまりまったく人格の正反対な「二人」は一人になる。一人になるというのは二つの人格がひとつになり、Aは今まで何もしなかった、弱かった自分とお別れ、Bのように常に笑みを浮かぶ自信家になるということだと私は思う。

プロジェクター映像の最後に映し出されたのは花火。花火は祝いの意味もあり、BはAがずっと引きずってるものをすべて脱ぎ捨て、生まれ変わることを祝ってるように花火は打ち上げた。また、プロジェクターシーンが終わり、椅子に座ってるAの上にクラッカーの紙テープが落ちてきた。これもBからのお祝いなのでは?

(ここのプロジェクター映像はもっと深い意味があるはずだが私の脳みそでは解けなかった 申し訳ないです。)

プロジェクターシーンが終わり、MVは終盤に入る。

Bは帽子を取り、スタンドマイクにかけ、Aの方に歩いてきた。舞台の下に立ってるAに向かって葉巻の煙を吹きかけ、その煙はまるでBの魂のようにAを包み込み、Bの代わりに、その魂はAの体に入り、「二人」は一体化した。そしてAは倒れて眠りに入った。

ここからは現実に戻り、電気がついた。(さきほど、Bが現れる前に一回電気が消えた。電気が消えたら眠りの時間、つまり夢を見る時間。これはBは夢の中の人物、実在しないということを示してると思う。)

Aが目覚めた。この場にA以外誰も居ない。もちろん、もう一人の自分、Bもダンサーもいない。Aは舞台に上がって、劇場の全体を見た。なぜそんなことしたかというと、さっき自分が見たものは現実か幻かわからなくて、Bを探してる。もうひとつ考えられるのはAはBの視点から物を見てみたかった。私は後者のほうが世界観にあってると思う。そしてAはBが残してた帽子とスタンドマイクに気づいた。Aは帽子を手に取り、ウェイターの象徴とも言える蝶ネクタイをはずした。(Aがはずしたのは蝶ネクタイだけではない、束縛でもあると思う。Aは前へ踏み出せなかった自分、ずっとこの劇場に引きずってる自分から解放し、もう一人の自分、つまりBになるんだ!という気持ちを込め、潔く蝶ネクタイをはずした。)スタンドマイクを握り(ここの動きはBと全く同じだった)、今でも歌いだしそうに息を吸った。ここでタイトルESCORTが画面に出て、MVはここで終わる。

まったく憎たらしいMVだな!!これだから加藤シゲアキ好きなんだーー!!!(結局これが言いたいだけ)

 

 

今回ESCORTの考察を書いた方々も多いと思いますが、人が書いた考察を読んだら思考停止状態になるので、今回は読まずに ESCORTのMVとメイキング映像だけで書かせてもらいました。構成も内容もめちゃくちゃになってる記事ですが、ここまで読んでいただいたみなさま本当にお疲れさまでした。ありがとうございました;;;


追記(4/24)

プロジェクターシーンでの歌詞に注目して欲しい。先述した通り、このMVはBがAをエスコートする設定。ESCORTのサビはLADYに向かってのメッセージだとすれば、ここの大サビはBがAに向かってのメッセージと言えるのだろう。「are you a real gentlemen? 海に捨てた かつての脆弱mind」gentlemenは紳士の意味もあるが、単純に"男"という意味もある。「男ならいつまでも過去の恋なんてに引きずってないで、そんなもんは海に捨てちゃいな」っていうメッセージなのではないだろうか。

(余談ですが、gentlemenはgentlemanの複数形。加藤さんはなぜわざわざ複数形を使ったのか気になって仕方がないんです)

「今宵悲しみの夜を乗り越えて gonna get get gonna get supernova」supernovaを天文学で解釈すると、星が爆発し、その過程でどの星よりも眩しく輝くという意味がある。つまり、今の自分を変え、輝いていくということだと思う。

最後の「君をどこまでも escort」BはどこまでもAの中にいて、Aをエスコートする。つまり、BはAと一体化することを宣言するという意味なのでは?