こころの声はかく語りき

それは恋とか愛とかの類いではなくて。ただひたすらに君がすき

自担は最高のミルフィーユっていうお話。

えーー。イケメンが止まらない、みんな大好き現役美少女加藤シゲアキさんが30歳になりました。加藤さん30歳お誕生日おめでとうございます。(パチパチ) や〜ますますいい男になっちゃいますよ。本当困っちゃう!!あ、そこの奥さん〜!どうです?うちの子かっこいいですよ〜今日30歳になったんですよ〜( ˊᵕˋ* )もう30代の加藤さんが楽しみすぎてどうしたらいいか教えてほしい!!!!!

...ってなわけで、自担が最高のミルフィーユっていうお話をします。わけわからんですよね〜私もなんだこのわけわからん文章??!と思いつつ書いてますよ。とにかく加藤さんが大好きすぎて加藤さんについて書きたい!ちなみに今IQ4くらいなのよ、許してほしい!

そう。ミルフィーユというのはこのミルフィーユです。美味しそうですよね〜♡
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本題参ります。半年前かな?私は加藤さんが書いた「できることならスティードで」を読んで、加藤さんだって立派なミルフィーユじゃね?って思っちゃいましたよ....。
「塗っては剥がして、剥がしては塗って、を繰り返してる。」アイドルは化粧してはさらけ出し、さらけ出しては化粧し、別人になったり、自分に戻ったり....。化粧してる時は「自分」じゃなくて、自分が作り出したもう1人の自分、別の人格。アイドルというキラキラした服を着ては脱いで、脱いでは着て、ずっとこの繰り返し。さらに、加藤さんはアイドルだけでなく、「作家」という衣装も着てる。自分を削って、全てをさらけ出して書いてるのに、全部見せてくれてるはずなのに、私は加藤さんのことがわからない。

「アイドル加藤シゲアキ」はアイドルの服を着て、歌ったり、踊ったり、投げちゅうしたり..ずっとキラキラしてる、目が開けられないほど眩しい。しかし同時に、加藤さんは小説家でもある。小説家の服着て、黙々と自分の脳内を文字にするのがお仕事だから、「服」を着てるどころかもうすっぽんぽんですよ..。にもかかわらず、シゲ担はよく口にする言葉がある、「私は加藤シゲアキがわからない」。加藤さんは脳みそをさらけ出して、内臓まで見せてくれてるのに私たちは加藤シゲアキという存在がわからないまま好きでいる。でもわからないからこそ好きなんだよね。ほら、人は自分の知らないものに対し好奇心を持って、惹かれるって言うじゃん?シゲ担が加藤さんに惹かれて、好きになるのももはや本能みたいなもの、必然だと思うわけよ。
加藤さんのどこが好きなの?ってシゲ担なら一回は聞かれたことあると思いますが、私は今でも答えられない。もう何年ファンやってんだよ?!って話ですが、申し訳ない、何も答えが出てこない。なぜならわからないから、加藤さんがわからせてくれないから。でも大好きってことははっきりわかってるよ、理由はわからないけど。

ラジオで「加藤さんなら絶対この映画/ドラマ/曲が好きでしょ!これシゲが好きそうだなぁシリーズだよ!笑」「加藤さんのソロ、つまりこういう意味でしょうか?」ってリスナーに読まれすぎて苦笑いしながらも熱く語りだすシゲ部長もいれば、「〇〇の素晴らしさはみんな知ってるから今さら僕があれこれ語るよりも、あえてこっちをお勧めしたい!」とリスナーに読まれて悔しいのか、どこかリスナーを裏切りたいシゲ部長もいる。好きな人のことを知りたい、わかりたい!っていう感情はわかります。私だってそうだもん。だからつい加藤さんの脳内を勝手に読んで、解釈してしまう。一方加藤さんも「読まれてたまるか!笑」ってたまに裏切ってくれる。
嗚呼、素晴らしい、好きです。

シゲ担は加藤シゲアキを知ってるようで知らない。でもこれはシゲ担の醍醐味の1つだと思うんですよ!加藤シゲアキの脳みそを推測するゲームはいくらやっても勝てない、加藤さんは私たちを裏切ってくれるし、私たちが必死に読もうとしても絶対に読めないものをくれるから。だから、シゲ担はやめられないんですよ..やめるつもりもないんですけれども。

あやめを見た時もそうだった。目の前にいるのは加藤シゲアキ間違いないけど、同時に知らない人だった。私の想像を超えすぎて、わけわかんなかった。はじめて加藤さんに対して「誰?この人..」って気持ちが芽生えた。それからしばらく何も考えられなかったし、次の曲の加藤さん見て思わず泣いてしまった。もうなんか取り残されたというか、気持ちが加藤さんに追いつかなくて....目に前にいるのに...この人は間違いなく私の大好きな加藤シゲアキさんなんだけど、私の知らない加藤シゲアキさんなんだって。加藤さんは秒ごとに進化しているから、今の加藤シゲアキは1秒前の加藤シゲアキとは違う人なんだから、もうついていくのが必死だった。

私は加藤シゲアキというミルフィーユを何層までめくってるのか、多分、まだ一枚目や二枚目ってとこかな。だってまだまだ私の知らない加藤シゲアキがいっぱいいる気がする..。私は必死に追いつこうとしてるけど、追いつかない。多分一生追いかけ続けても追いつく日は来ないでしょう。でも、層をめくるのが楽しみ..今度はどんな加藤シゲアキを見せてくれるのか..どんな加藤シゲアキに出会えるのか..楽しみすぎて震えが止まらない。

加藤さんはミルフィーユを一枚ずつめくって食べるのが好きだった。私も好きだった。同じミルフィーユなんだけど、食べても、食べても食べきれない、一個しかない食べてないのに、何個も食べたような錯覚が生まれるから。
「アイドル加藤シゲアキ」という一番上の層をめくって、徐々に「作家加藤シゲアキ」、または「俳優加藤シゲアキ」までたどり着くこの過程が最高にたまらないと思う。(もちろん逆のパターンもありますが。)「作家加藤シゲアキ」を堪能したらまた層を戻して、「俳優加藤シゲアキ」、「アイドル加藤シゲアキ」に溺れる。また別の加藤シゲアキが欲しくなったらまためくればいい。層をめくっては戻して、戻してはめくって、何回か繰り返したらミルフィーユはぐちゃぐちゃになっちゃう。でも、それが楽しくて仕方がないのです。同じミルフィーユなのに、層をめくるたびにも、戻すたびにも、アイドルでも、俳優でも、作家でもない、新たな加藤シゲアキが見つかるかもしれない。それがとてもやめられないんです。加藤シゲアキというとんでもないミルフィーユを味わってしまって本当に困った....。
時々思う。私の担当が加藤シゲアキで本当によかった。けど、加藤シゲアキじゃなかったら「好きすぎてしんどい」という気持ちにはならなかったのかもしれないのに..このアンビバレンスな感情は常に自分の中にある。勝手に好きになって、勝手にしんどくなる。本当にすごく、すごくしんどいけど、すごく幸せ。

加藤シゲアキは最高のミルフィーユであり、スルメでもある....いやでも〜〜!!!!確かに加藤さんは噛めば噛むほど味が出てきてとてもやめられないんだけど!!!、、、うーーん、スルメというよりじゃがりこかなぁ〜ほら色んな味があって、やめられないし止まらないじゃん?うん、じゃがりこ。ってお菓子の話は置いといて、つまりね!シゲ担は楽しい!え?なぜかって?加藤シゲアキをわかる日も飽きる日も一生来ないんだからだよ!!めくっても、めくってもまだある、まるで食べても食べきれない最高のミルフィーユのようだ。