こころの声はかく語りき

それは恋とか愛とかの類いではなくて。ただひたすらに君がすき

人生で一番長かった6月。

今年の6月が終わったね。長かった。ほんっとに長かった。

毎年6月になるとワクワクが止まらない。なぜなら私の誕生日は6月にあるからだ。近年は毎年6月にNEWSのライブもあって、誕生日月に大好きな彼らに会えて、私にとってそれはNEWSからの最高の誕生日プレゼントなんだ。今年の6月はライブないし、「楽しみがないや〜〜はやくBLUEの発売日になってくんないかなぁ〜♪」と呑気に構えてたらとんでもないことが起きてしまって、私にとって史上もっとも長くて、しんどい6月を過ごした。

 

私のTLはとてつもなく優しい人たちしかいない。いつも穏やかで平和だからああいう記事は一切流れてこない。その日はいつものように学校の友だちと別れて家帰ったら、「今すぐヤフーニュース見て」ってラインが来てはじめて何が起きてるのか知った。今思えばその時は怒りも悲しみも悔しさも多分あったとは思うけど、起きてることを受け止めたくなさすぎたか、思考停止したし、とにかく見たくない、聞きたくない、知りたくない。とその日は全てのSNSから離れて、どうか何も起こりませんようにとだけ願った。しかし、その願いは叶わなかった。小山さんは次の日えぶりーで謝罪し、しばらく活動自粛と発表した。どうすればいいかわからなくて、情緒がめちゃくちゃだし、話したいことたくさんあったんだけど、軽率にツイッターで呟きたくないからとにかくすぐ大親友の増田担に電話した。

 その友だちは私のまとまりのないめんどくさい話もしょうもない話もただ「うんうん」ってずっと聞いてくれる優しい人で、去年のネバーランド名古屋公演事件の時も、私がシゲアキのクラウドを読んで号泣しながらその友だちに電話した。彼女も暇じゃないはずなのに、私の話を0時過ぎから朝6時までずっと聞いてくれて、「大丈夫。シゲアキはつよいってあなたが一番よく知ってるでしょ?」と言ってくれて気持ちがめちゃくちゃ楽なった。今回もすぐその友だちに電話して、「NEWSがいなくなるのが怖い、彼らがNEWSでいることが嫌になったらどうしよう、、そんなの嫌。絶対いや。、、、、」と泣きながら心の声を全部吐き出したら、彼女は今回も「うんうん、大丈夫だよ。今こそしっかりしなきゃだよ?メソメソしてる暇あるならできることを考えよう。私たちが応援して支えてあげなきゃ。」とびっくりするくらい冷静で大人だった。彼女の言葉を聞いてなぜか少し安心した。

 

記事が出たその週の日曜日は大雨だった。私、雨の日は猛烈に外出たくない人間なのです。なんなら雨を理由に学校の授業を平気でサボるようなどうしようもないダメ学生なのです。しかし、その日は起きたらすぐ電車乗って神社に行った。神に頼ってもすでに起きてしまったことは変わらないし、神だって暇じゃないってことはわかってる。でも家でじっとしていられなかった、もうなんでもいいから少しでも物事がいい方向に進んで欲しくて、思いついた行動はなんだって試したい。だから死にものぐるいにハガキを出して、NEWSに手紙送って、神社行って、絵馬も書いた。世間にとって彼らがどうなっていてもなんも変わらんし、世界はいつも通りに回るだろうけど、私にとって時はそこで止まるし、世界ももう回らない。NEWSがいなくなることだけは死んでも嫌。そのぐらい彼らは私にとって大事な存在だから。私がとった行動はただの自己満かもしれないし、本当は誰のためでもなく、ただ自分を安心させたいだけかもしれないけど、何もしないよりはマシだと思うし、声はきっと届くと信じたい。

神社でおみくじを引いた。物事が少しでもいい方向に進んでいけますようにとお願いして引いたら、大吉がでた。思わず涙が出そうになった。その晩すぐNEWSに手紙を書いて、「大吉出たよ!きっと大丈夫!」って気持ちのまま思いを綴った。きっとNEWS(特に加藤さん)は手紙読んで苦笑いしたんだろうなぁ。でもいいんだ。大吉って結果受けて喜ばない人いないもん。

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あれ以来4人の映像見るのが怖くて全然見れないし、雑誌にうつってる4人の笑顔見ただけで泣きそうになるし、もう正直ストレス溜まりまくってたんだけど、私のストレス解消法はNEWSを見ることだったからそれすらできない自分に腹立って、またストレスが溜まりまくってもう完全に負のスパイラル。学校では友だちに変に心配させたくないから、不自然なほどに明るく振る舞ったんだけど、友だちから見たら私の「元気だよ笑」はあからさまなうそだったんだろう。いつまで経ってもいつも通りの生活に戻れない自分がほんっとに嫌になった。気づいたら泣いてたし、「今頃どうしてるのかなぁ、元気かなぁ、ちゃんと寝て、ご飯食べてるのかなぁ、余計なこと考えたりしなきゃいいんだけど、、、」って田舎のおかんみたいに勝手に色々と心配するし考えじゃうんだよ。普段私の夢に出てこないくせにこういう時だけめっちゃNEWSの夢見ちゃって、起きたら枕濡れてたんだよ、、、

 

そんな情緒不安定の中、私は誕生日を迎えた。彼らの誕生日メッセージ、正直見るのがとてつもなく怖かった。さっきも言ったんだけど、あれ以来私はずっと4人の映像を見てなかった。見る勇気がなかった。NEWSの映像っていつも楽しそうに笑ってるじゃん?もう二度とあの笑顔を見れなくなったらどうしようってまたネガティヴモードも入ってしまうのが怖かった。しかし、今日しか見れないから見ない選択肢はもちろんなかった。案の定笑ながらワンワン泣き出した。もう何でもいいからはやく戻って来てよ、、、、笑顔見せてくれよ、、、、。とまた死にものぐるいにハガキを出した。

 

NEWSは一度死んでまた生き返る魔法をかけられてたかもしれない。しかし、2度も3度も繰り返したらもうそんな魔法は効かなくなる。アイドルは一度死んだらもう生き返れないかもしれない。アイドルがいなければファンもいない。アイドルが殺すって言うなら、ファンも一緒に消えていなくなるだけ。殺すのも生き返らせるのも本人たちしかできない。6月26日、彼らは生き返らせることを選んだ(私はそう汲み取りたい)。またNEWSとしていることを選んでくれた。安心した。NEWSでいることを嫌にならないでくれてよかった。これから歩む道はいばらの道かもしれないけど、一緒に傷つきながら歩んで行くよ。

 

6月27日、はじめて自発的にNEWSの曲を聞けるようになった。久しぶりにプレイリストをシャッフルしたら、君がいた夏のイントロが流れてきて思わず笑ってしまった。君がいた夏は今でも私の一番大好きなカップリングだ。味スタで歌ってくださいね。